【淡路島・洲本市五色町産】 ひまわり油 extra virgin・なのはな油 extra virgin 2本セット
フラワーアイランドである淡路島のひまわり油となのはな油のセット
淡路島の洲本市五色町に咲くひまわりと菜の花のみを使用した「一番搾り」のエキストラバージンオイル。
脱臭、脱色は行なっていませんので、そのままの風味も感じていただけるオイルのセットです。
【ひまわり油 extra virgin】
一番搾りのひまわり油
ひまわりの種を圧縮法で抽出した「一番搾り」のみを使用。
脱臭、脱色は行なっていませんので、ひまわりの種そのままの風味も感じていただけます。
コクがあるので、バターの代わりにトーストにつけたり、ドレッシングのベースにもおすすめです。
【なのはな油 extra virgin】
一番搾りのなのはな油
搾油率が20〜30%と希少な圧搾法で抽出した「一番搾り」の油のみを使用。
混じりっ気なしなので、爽やかでコクの有る香りと、フルーティな味わいを感じていただけます。
オリーブオイルの代わりとして炒めものにも最適です。
淡路島・洲本市 菜の花・ひまわりエコプロジェクト
行政と地元農家がタッグを組んで出来た「淡路島・洲本市 菜の花・ひまわりエコプロジェクト」について、洲本市の農林水産部さんにお話をお聞きしました。
きっかけは高田屋嘉兵衛!?
行政と地元農家による菜の花プロジェクト
歴史好きな方はご存知かもしれませんが、淡路島・五色出身の有名人と言えば、高田屋嘉兵衛(たかたやかへえ)さん。あの司馬遼太郎氏の「菜の花の沖」で有名になった豪商です。江戸時代末期、当時の神戸では、高価だった菜種油の大量搾油技術が発展しており、対岸の淡路島でも菜の花栽培がさかんでした。
平成7年、高田屋嘉兵衛さんの功績を称え、洲本市五色に高田屋嘉兵衛公園ができた時、シンボルとなったのはやはり「菜の花」でした。
旧五色町役場が「高田屋嘉兵衛さんの好きだった菜の花で町を埋め尽くそう」と種を無償配布。もともと五色は農業がさかんな地域でしたが、農家さんも高齢化が進み、玉ねぎやお米など重い作物を作るのが厳しくなってきていました。「菜の花なら栽培できるかも」「耕作放棄地を菜の花に変えよう」「高田屋嘉兵衛さんのころの菜の花栽培を復活させよう」と1軒、また1軒と、プロジェクトに賛同する農家さんが増えていきました。
BDF(バイオディーゼル燃料)の精製開始
菜の花プロジェクトの最初の転機は平成15年。育てた「菜の花」をより地域に活かすため、農家さんが育てた菜の花を町役場の方で収穫し、更に搾油機を購入してBDFが精製されるようになりました。農家さんが使う農機具や、コミュニティバスなど公共用のディーゼル用オイルとして、現在活用されています。
健康の町・五色ならではの、健康的な食用油づくりを目指して
平成20年、この菜の花プロジェクトをもっと一般の住民も知って欲しい、身近なものにして欲しいという想いで、食用の菜種油の生産をスタート。搾油機を購入し、ウェルネスパーク五色内に菜種搾油工場を建設。同時にひまわり油も作る事になりました。
もともと五色は健康のまち。食用油を製品化するのなら精製などの加工処理を行わず、昔ながらの方法で無添加のものを作ろうということに!
選別のプロが種をていねいに選り分け、搾油のプロが10日間かけて搾油・湯洗い・炊上げ・ろ過の作業を行ないます。一番絞りの油は搾油率が20〜30%と低いため、生産量は少なくなりますが、洲本産の自然の恵みをそのままに抽出した、価値のある食用油ができました。
広がる「循環プロジェクト」
現在は『なのはな・ひまわりエコプロジェクト』として、花を景観として楽しみ、種を絞った油を料理に使い、残りかすを肥料や家畜のエサにしたり、使用後の油をBDF(バイオディーゼル燃料)としてリサイクルするという、循環プロジェクトとなっています。
最初は行政主導でしたが、近年は一般の農家さんも独自にグループを作り、栽培の技術共有をしたり、菜の花まつりを開くまでになりました。複数の大学と連携によるエネルギー事業も進んでいます。
インフォメーション
ひまわり油 extra virgin | なのはな油 extra virgin | |
名称 | 食用ひまわり油 | 食用なたね油 |
原材料名 | 食用ひまわり油 | 食用なたね油 |
内容量 | 140g | 140g |
賞味期限 | 2年 | 2年 |
保存方法 | 直射日光を避けて保存してください。 | 直射日光を避けて保存してください。 |
製造者 | 一般財団法人五色ふるさと振興公社 | 一般財団法人五色ふるさと振興公社 |
備考 |