変わらない、味へのこだわり

水口酒造は、明治28年（1895年）創業以来、「道後温泉本館」と共に歩み続けている、愛媛・松山・道後地区唯一の造り酒屋です。
以来、百二十年。時代は移り変わっても、その頑固なまでの味へのこだわりは変わることはありません。

　水口酒造のクラフトビール

クラフトビールは、1996年より醸造販売を開始しました。以降、名湯「道後温泉」の湯上がりビールとして定着し、醸造販売量は中四国地区ではトップクラスの醸造販売量を誇っています。
「湯上がりの乾いた喉を潤すシーン」を想定し、清涼感と喉越しを重視したクラフトビールです。現在はケルシュ・アルト・スタウト・ヴァイツェンの4種類と愛媛産果汁を使用した発泡酒も醸造しています。

　こだわり

原材料の「麦芽」はカナダ産醸造用 麦芽、チェコ・ドイツ産の「ホップ」を主に使用。原材料率数%には、糖質、カルシウムが豊富に含まれ、日本一の生産量を誇る愛媛県産「はだか麦」も加えています。 仕込み水は清酒醸造同様に醸造用、洗浄用とすべての行程において西日本最高峰、石鎚山・高縄山系の伏流水（中硬水）を使用する事により、まろやかで口当たりの良いビールが出来上がります。 管理方法（常温・日持ちする等）を容易にするための濾過・火入れをしない、酵母が入ったままの生ビールです。

創業120年の歴史を誇る造り酒屋の清酒醸造技術も取り入れ、少量生産で上面発酵による短期間（2週間）での製造、1仕込み分を約1週間以内で製品、出荷しています。
一番搾りの麦汁（麦芽で煮込んだ液体）のみ使用しているのでは麦本来の深いコクと糖成分を最大限に引き出すことにも成功。
醸造完了後の樽詰め、瓶詰めの際、濾過・火入れを一切行わないため、ビタミンB群やミネラル類、さらにタンパク質や食物繊維などの栄養素が豊富な酵母が入った生ビールとなっています。